介護業界に初めて転職する人は必見!履歴書の「志望動機(応募動機)」欄の書き方についてお伝えしていきたいと思います。
志望動機は重要です
履歴書の中で「志望動機」については、もっとも大事な欄であるといっても過言ではありません。採用担当者が一番重きを置いて確認する欄が「志望動機」でしょう。
特に今回初めて介護業界に他の業種から転職されるということでしたら、
「なぜ介護業界に転職しようと思ったのか」
「当事業所でどのような介護業務をしていきたいと思っているのか」
「当事業所に入社し、何を活かすことができるのか」
「なぜ数ある事業所の中から、当事業所を選んだのか」
そのような内容から、我が事業所にふさわしい人物かどうか、あるいは福祉職に就く者としてふさわしい人物かどうかを見極めていると言っていいでしょう。
特に優良事業所においては、このあたりの内容が大変厳しく判定されると思ってください。
履歴書において記載するのは当然のこと、面接時においてもしっかりと述べることができるようにしておかねばなりません。
介護事業所の採用担当者が語る、面接時に忘れてはならない3つのポイント
介護職未経験でも前向きに書く
ここで介護業務の経験がないことに対しては、マイナスに捉えてはいけません。
誰でも最初は経験がなかったんだと前向きに捉え、どのようにすれば今までの人生経験を介護業務に、あるいはその事業所に活かすことができるのかしっかりと考えておきましょう。
もしあなたが介護の経験や業務がなかったとしても、福祉に触れる機会や、街中でカラダが不自由で困っている人達など見かけたことは少なからずありますよね。
何らかの思いで介護業界に転職しようと決断されたはずです。
採用担当者からすれば、あなたから見た介護の魅力など語ってもらうと、あなたの人物像もはっきりとしてきますし、採用の合否も出しやすくなり嬉しいはずです。
その思いは、恰好をつけなくて構いません。ありのままの自分で伝えていくことが大事です。
別に福祉に精通している意見でなくても、自分はこのような場面でこのように思い、介護の世界に進もうと思った、だからこのような業務をしていきたいと思うというくらいは、介護のことがわからなくても伝えることができるはずなのです。
その介護事業所を選んだ理由は明確に
注意すべき点は、なぜその介護事業所を選んだかと言う点です。
その介護事業所については、必ず事前にホームページを見るなどして、情報を調べておきましょう。必ずその事業所の特色と言うものがあるはずだからです。
その特色に共感して、私もその一員として介護業務を行いたいと思いましたということが記載できれば良いでしょう。
履歴書・志望動機はしっかり丁寧に書く
あと「しっかりと書く」という事です。
時折、ほとんど空欄で2~3行しか記載されていないという方もおられます。自分の介護に対する思いをほんの2~3行しか書けないと言うのは、正直介護業界でしっかりとやっていきたいという意思を感じることができないと思います。
もしもあなたが本気で介護業界でやっていきたいと思っているのならば、上手な文章でなくても欄が埋まるくらいは記載して頂きたいと思います。
間違っても記載してはならないことは、「介護業界は人材不足なので、仕事に困らないと思った」というような、介護業界に対するネガティブな意識です。
確かに介護業界は人材不足ですし、自動車産業において派遣切りなどがあった時代には、自動車業界からの面接が多かった時代があります。
しかし、人材不足しているからとりあえず狙ってみようなどという方々がやっていけるほど甘い業界ではないのですね。実際、自動車業界から派遣切りにあって面接に来られていた方は、採用は厳しい状況だったと思います。
もちろん他の業界でリストラなどで、転職をやむを得なくされている方もおられるでしょう。なかなか他の業界でも職がなく、福祉に目を向けざるを得ない方もおられるかもしれません。
それでもやはり福祉職に目を向けたからには、介護が必要な人のために役に立ちたいって思ってほしいんです。でないとやはり良い履歴書も書けません。面接でも見抜かれてしまうんです。
\クリック/
働きながら無料で介護の資格がとれる。